読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

共依存は直せる?

恋愛で共依存に陥っている子がいました。知り合いなんですけれども。話を聞く度に思うことは、共依存って非常に厄介だなということです。

恋愛はもともと「お互いにとってメリットがある」から関係が成立しています。なので、共依存という毒薬じみた関係性であってもメリットがあれば成立してしまうのです。

分かりやすいので、日常的に暴力を振るうDV男とその彼女の例を見てみましょう。

DV男にとって、彼女は自分よりも下の存在です。自分(彼氏)よりも下の存在(彼女)は、自分の思い通りになっていることが快感なのです。もしくは、思い通りにならないことが不快、不安なのでしょう。

もちろん人間同士である以上、他人が完全に思い通りになることはありません。思い通りになるために暴力を振るいます。

彼女が思い通りになることが、彼氏にとってはメリットと言えます。この場合、暴力はあくまで手段です。暴力自体が快感のパターンもあるでしょうけどね。

暴力彼氏のメリットはなんとなく理解してもらえると思いますが、被害者の彼女のメリットは理解し難い人が多いです。なぜか?殴られること、痛いことは多くの人にとって、かなりのデメリットだからです。

しかし、共依存の彼女は違います。共依存の彼女にとって、殴られることはデメリットではありません。正確には殴られること自体は嫌なのかもしれませんが、殴られた後、もしくは前に彼氏が行う愛情表現は、彼女にとって欲する物なのです。

彼が素顔を晒せるのは私だけ。彼のこれ(暴力)は、「本当の姿」ではない。いつか優しくなってくれる。普段は優しい。私以外の人間は、彼のことを理解してあげられない。

そんな言葉、もしくは言い訳がこの場合では沢山聞かれると思います。被害者である彼女にとってこの関係性を続けるメリットは、そこに彼女の居場所があるからです。

彼女に「他にも居場所がある」と思える自信が無いからこそ、彼女は地獄さながらの居場所に甘んじてしまうのです。

ブラック企業にい続ける社員と同じようなものでしょう。まあ、他の居場所を見つけようとする思考力自体が疲弊しているのですけれどね。

サクッと私の見解を言わせてもらえば、共依存は治せます。ただし、それには共依存の二人の努力だけでは厳しいと思います。

ブラック企業の例でもそうですが、基本的に人間は今までと違うことをするのは苦手です。今までの時代は、こんなに早く変化していなかったので、遺伝子が変化のスピードに慣れていないのです。

なので、無理矢理に変えるしかありません。共依存対策で一番望ましいのは第三者に介入してもらうことです。

この場合の第三者の条件としては、立場が上の人間か同等の人間が望ましいでしょう。下の人間では流れを変えることができませんので。

友人や親などに相談し、「おかしいんじゃない?」と話し合う場を作ることです。余りに酷ければ警察でも良いかもしれません。ですが、私の知り合いは警察は事件が起こるまで動いてくれなかったので、あまりオススメしません。

お金に余裕があるなら精神科医でも良いかもしれませんね。

どうしても他人の介入が難しいなら、携帯やSNSなど、連絡手段を完全にシャットアウトして逃げることを考えてみてもいいかもしれません。海外に逃げても良いかもしれません。

海外になんて逃げられない?やり過ぎ?そっちの方が危険?それもあくまで固定観念に過ぎません。実際には海外まで逃げないにしても、そういう自由な可能性、多様な手段を考えるようにしておくことは決して損ではないと思います。

いつの間にか、「自分は彼がいないと何もできない」と思い込まされるかもしれませんからね。

そうして冷静になれる環境でしばらく生活できれば、「ああ、よく考えれば私はこういうことができるかもしれない」と考えるようになります。

「多分できないだろう」と、今までは全く考えていなかった可能性にチャレンジできるようになるはずです。

共依存は直せます。しかし、それはどちらかが「おかしい!」と思えるか、「その関係性は変だ」と介入できる環境(友人など)が必要です。